当院婦人科との合同カンファレンスにて、上小倉先生、市原先生、青木先生が症例提示を行いました。

 

当院婦人科との合同カンファレンスにて、上小倉先生、市原先生、青木先生が症例提示を行いました。

今回取り上げられた中に「G-CSF産生腫瘍」が疑われた症例がありました。

G-CSF産生腫瘍とは、血液の一成分である白血球の1つ、「顆粒球」を異常に増加させる腫瘍のことです。

G-CSFの「G」は「Granulocyte = 顆粒球」の略で、派生関係にある「Granular」という形容詞は「顆粒状の」という意味になり、グラニュー糖の語源にもなっています。

これとよく似た医学英語で「Granulation」というものがあり、こちらは炎症で破壊された組織が再生している過程の状態である「肉芽腫」を指す言葉です。

「Granular tissue」と「Granulation tissue」は、それぞれ「顆粒状の組織」、「肉芽腫組織」と和訳され、英語は似ているのに日本語は全く違う意味を示します。

恐らく病理初学者が最も陥りやすい打ち間違いミスの一つだと思います。

ミスを減らす一番の近道は慣れることですので、何度も間違えて何度も意識することで、ケアレスミスもGraduallyにGraduationできると思います。

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