当部の山下萌さんの論文が北海道臨床細胞学会会報第30巻に掲載されました。

当部の山下萌さんの論文が北海道臨床細胞学会会報第30巻に掲載されました。

山下臨床検査技師は病理標本作成はもちろん、病理細胞診など様々な局面で我々を大きく助けてくれる大切な存在です。

質の高い医療において病理診断は不可欠で、病理診断には我々病理医が不可欠です。

ですが、我々が正しい診断を導くためには臨床検査技師や様々なスタッフの方々の存在が不可欠です。

旭川医科大学病院 病理部は誰一人として不可欠なチームであり、興味を持ってくれたあなたもまた不可欠な存在になってくれたら、喜びを抑えることは不可能です。

第113回日本病理学会総会にて当部の谷野先生がワークショップ「肺癌合併間質性肺炎の取り扱い」の座長を務め、上小倉先生と旭川医科大学学生の2名がポスター発表を行いました。

第113回日本病理学会総会にて当部の谷野先生がワークショップ「肺癌合併間質性肺炎の取り扱い」の座長を務め、上小倉先生と旭川医科大学学生の2名がポスター発表を行いました。

ポスター発表とは、発表内容が印刷されたポスターを予め会場に貼っておき、決められた時間になったら改めて口頭で解説する発表方法です。

上小倉先生は「膠原病に伴う間質性肺疾患について」、学生のお二人は我々との共同発表という形で「医学生の病理に対する意識評価について」というユニークな題材で、訪れた人々の足を引き止めていました。

学生さんは、学生発表の部で栄えある優秀賞にも選ばれました。

お二人の真摯な頑張りが認められ、我々もとても嬉しく思います。

此度は、全国の病理医が一堂に会する場ともあり、とても規模の大きな学会でありました。

愛する病理学への熱い想い、
知識の探究の無限の可能性、
名医と称される先生のその由縁、
古より受け継がれてきた歴史の重み、
屋台骨として医療を支える重要性等々、
熱意ある学生から医師まで経歴の垣根を越え、
田舎から都会まで距離の隔たりを越え、

医療と医療を繋ぐ病理の素晴らしさを改めて認識できる会でした。

※掲載写真は、撮影された方々の許可を得た上で掲載致しております。

【重要】当院の未染標本作製依頼書が改訂されました。

当院における病理標本のSOP(標準作業手順書)の改訂に伴い、未染標本作製依頼書の新しい様式を当ホームページ上にアップロード致しました。

御依頼の際は、本日よりこちらを御利用いただきたく存じます。

書類作成前に、臨床用1のExcelファイルはver14、臨床用2はver5であることを御確認下さい。

下記当ホームページ内URLのリンク先のページからダウンロードをお願い致します。

未染標本作製依頼 – 旭川医科大学病院 病理部 【公式】 (asahikawa-patho.net)

北海道口腔病理診断所の北村哲也先生に当部で特別講演をしていただきました。

北海道口腔病理診断所の北村哲也先生に当部で特別講演をしていただきました。

北村先生は口や歯に関する病理のスペシャリストで、御厚意で定期的に当部で過去の症例のレビューと毎回異なる演題で御講演をしていただいております。

今回は唾液を分泌する腺組織の癌について御教授いただきました。

当院の歯科口腔外科の先生方もいらっしゃって、皆で北村先生の教えに聞き入っておりました。

人間の口の中は舌や歯など、小さな臓器が密集しているところでもあり、我々病理医の間でも難解な領域とされています。

北村先生のレクチャーの開講によって、我々も視界が明るくなり深く奥まで診れるようになります。

北村先生のような名医に近付くために、教えを噛み締め、飲み込んでいきたいです。

当院泌尿器科との合同カンファレンスにて、当部の谷野先生、湯澤先生、林先生が症例提示を行いました。

当院泌尿器科との合同カンファレンスにて、当部の谷野先生、湯澤先生、林先生が症例提示を行いました。

今現在の問題だけでなく、同じ症例の過去の病理標本を改めて見直して、その時点で病気の正体をつかめなかったかも検討しました。

実際に外来で患者さんを診ている泌尿器科の先生と、我々病理医の2つの視点で患者さんのこれまでを振り返る貴重な機会でした。

医療において、「もしもあの時」と思うことはよくあります。

ですが今の医療は、今日までの数多くの「もしもあの時」から学んだ経験の上に成り立っています。

泌尿器科の先生たちとの「今日のこの時」が、未来でたくさんの患者さんを救うことになればと、我々は思います。

間質性肺炎の遠隔MDDを旭川医科大学病院、名寄市立総合病院、道立北見病院をつないで行われました。

間質性肺炎の遠隔MDDを旭川医科大学病院、名寄市立総合病院、道立北見病院をつないで行われました。

当院で経気管支クライオ肺生検を施行した2症例に関して、呼吸器内科医、膠原病内科医、放射線科医、病理医が集学的検討(MDD)を行って診断や今後の方針を議論しました。

当部からは、谷野先生が病理所見の提示を行いました。

【募集は終了させていただきました】当部では臨床検査技師(非常勤職員・フルタイム)を募集致しております。

募集は終了させていただきました。

たくさんの御応募、誠にありがとう御座いました。

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当部では臨床検査技師(非常勤職員・フルタイム)を募集致しております。

育休代替として6月から来年3月までの間、病理検査技師として働いていただける方が対象です。

詳細な要項は、下記URLリンク先の旭川医科大学病院ホームページの採用情報のページに掲載致しております。

応募締め切りは3月29日ですので、お早めに御確認いただけたら嬉しいです。

お迎えできるのは6月からとお待ちいただきますが、あなたと一緒にお仕事ができることを、スタッフ一同、こころからお待ち致しております。

https://www.asahikawa-med.ac.jp/bureau/shomu/offering/staf/byori_kensagishiikukyudaigae202403.html

当部の谷野先生が3月3日開催の第33回細胞診従事者講習会にて特別講演「病理診断の燈火」の講演をされた松野吉宏先生の座長を務めました。

当部の谷野先生が3月3日開催の第33回細胞診従事者講習会にて特別講演「病理診断の燈火」の講演をされた松野吉宏先生の座長を務めました。

患者が主人公の医療の質を担保するための病理診断の重要性、臨床検査技師、病理医が互いに協力しそれらを次世代にもつなげていくことの必要性をこれまでの素晴らしい経験を踏まえてご講演くださいました。

当部の谷野先生が2月21日開催のLC Pathology Expert Webinar 2024にて「多彩なコンパニオン診断薬の使い分けを考える」の特別講演をしました。

当部の谷野先生が2月21日開催のLC Pathology Expert Webinar 2024にて「多彩なコンパニオン診断薬の使い分けを考える」の特別講演をしました。

一般講演ではKKR札幌医療センターの今川先生、北海道がんセンターの奥山先生、帯広厚生病院の加藤先生が各施設でのゲノム検査用標本の作製や取り組みについての現状や工夫をご講演されました。

よりよいゲノム検査につながるような情報交換の場になる講演会でした。