「Scientific Exchange Meeting in 北海道」が札幌で開催され、過敏性肺炎の日本のリーダーである宮崎泰成先生、肺胞蛋白症のリーダーである石井晴之先生が特別講演、病理医の立場から当部の谷野先生がclosing remarksを行いました。

「Scientific Exchange Meeting in 北海道」が札幌で開催され、過敏性肺炎の日本のリーダーである宮崎泰成先生、肺胞蛋白症のリーダーである石井晴之先生が特別講演、病理医の立場から当部の谷野先生がclosing remarksを行いました。

Hybridで開催され、合わせて50名程度の参加があり、大変有意義な会でした。

「Scientific」と表現されているように、医学は広い意味で科学です。

ですが、同じ科学と言っても、呼吸器内科学、病理学、薬理学、画像診断学…と様々な分野の学問に分かれており、時に侃侃諤諤な驚愕の学と学の議論が繰り広げられますが、同じ科学者として互いの学問を尊重し、常に敬意を払っています。

人間同士に上下はないと、学問のすすめで、偉くて一番高額な人が言っていました。

当部の上小倉先生、林先生、劉先生が当院の2025年度第1回MDDで症例の病理側のプレゼンターを務めました。

当部の上小倉先生、林先生、劉先生が当院の2025年度第1回MDDで例の病理側のプレゼンターを務めました。

MDDとはMulti-Disciplinary Discussionの略で、呼吸器専門医、放射線科医、病理医の3者で合議をする、「日本呼吸器学会 びまん性肺疾患診断・治療ガイドライン」で推奨されている診断法で、当院では定期的に開催されています。

旭川市内及び市外の関連病院の先生たちが25名程度参加し盛会になりました。

劉先生は中国の御出身で、日本語の医学用語に慣れないところもある中で、日本語で発表を務め上げられました。

劉先生が我々のもとに来て下さってから1年ほどになりますが、人間にとっての呼吸器のように、当部に欠かせない存在となっております。

これからも、人間にとっての呼吸器のように、当たり前のようにいてくれる存在となっていただけたら嬉しいです。

当部の谷野先生が「第61回北陸脳腫瘍懇話会」で特別講演「脳腫瘍の病理診断~WHO分類2021の運用と問題点」を行いました。

当部の谷野先生が「第61回北陸脳腫瘍懇話会」で特別講演「脳腫瘍の病理診断~WHO分類2021の運用と問題点」を行いました。

特に浸潤性グリオーマの診断において旭川医科大学病院で行っている免疫染色のフローチャートからの病理診断法は大変好評でした。

一般講演では5例の症例提示とディスカッションが行われました。

約50名が参加し有意義な懇話会になりました。

今までの記事でも何度かお話ししていますが、脳神経の病理診断は本当に難しいです。

ですが、脳病理がわかってくると他の臓器の病理医学的知識も深まります。

私もまだまだ勉強の身ですが、いつか脳も身体臓器の病理も深く知っている、脳・BODYknowsになれたらココロオドル思いです。