ご挨拶


病理部長 谷野 美智枝 教授

私は平成5年に旭川医科大学を卒業し、北海道大学にて内科医・呼吸器内科医として臨床経験を積んだのちに病理医に転向、病理医としての研鑽を積み、平成30年5月1日に母校の病理部・病理診断科に着任しました。日々の業務の中で最も大切にしている3つのキーワードがあります。それは、「Quality」、「Responsibility」そして「Respect」です。

まず、「Quality」は病理診断の“質を担保”することです。病理医が下す病理診断は最終診断に重要な役割を果たし、その後の治療方針を決める上で要になるものです。臨床検査技師7名が細心の注意を払って作製した精緻な標本を用いて、病理医が一丸となって質の高い病理診断を提供することを心がけています。

次に、「Responsibility」ですが、患者様に最高の医療を提供するための“病理診断に対する責任”です。病理標本からすべての情報を集め、最新の医学と照らし合わせ、最後の砦である大学病院での最高の医療を提供する病理診断を行う責任をしっかり果たしていきたいと考えています。

最後の「Respect」ですが、これは、患者様に最高峰の治療を提供するために、日々一生懸命に一緒に働いているすべての医療スタッフ、そして患者様に対する“心の底からの敬意”です。

これらの3つの言葉をいつも心に留め、“目の前の患者様、未来の患者様に希望を与える旭川医科大学病院病理部・病理診断科”として、「診療(病理診断)」「教育」「研究」に邁進していきたいと考えています。

 



病理診断科長 武井 英博 教授

旭川医科大学病院病理部・病理診断科では、組織・細胞検体の診断、術中迅速診断、剖検業務を3名の病理専門医、3名の病理専攻医で行っております。この他、北海道で需要の高いテレパソロジーも実施しています。また、正確な診断には、質の高い標本作製を行う病理専門検査技師の存在は不可欠で、現在6名が勤務しております。

私は、2015年5月に17年間の米国での病理トレーニング、プラクティスを終え、当病理部に赴任しました。その時から、日本で行われている研究ベース(?)の病理学・細胞診ではなく、自分が学び実践してきた、臨床に即したよりプラクティカルな外科病理・細胞診断を実践してきました。数年たった今、少しずつこの考え方が根付いてきたように感じております。

私は、日本の資格以外に、5分野のトレーニングベースの米国認定医資格(病理、臨床検査医学、細胞診、神経病理、分子病理・遺伝学)を有しており、赴任直前までその臨床、専門研修医指導を行っておりました。ここでも、何とか自分の学んだことを皆に伝えられるようにと努力しております。
米国病理研修を考えている人がいれば、日本語で上記の専門分野を指導可能ですのでご連絡ください。

昨今ますます細分化し専門化が進む高度先進医療を支えるべく、さらに質の高い診断ができるよう病理医や検査技師が日々研鑽努力しているのが当病理部です。

見学など、いつでも受け付けておりますので、是非、当病理部へお越しください。

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