当院消化器病理カンファレンスにて、当部の谷野先生、上小倉先生が症例提示を行いました。

当院消化器病理カンファレンスにて、当部の谷野先生、上小倉先生が症例提示を行いました。

消化器内科、消化器外科、病理診断科の3科合同で過去の症例について議論する場です。

取り上げられた症例の一つにエキノコックス感染症がありました。

エキノコックスとは寄生虫のことで、一般的なケースとして、何らかの形で野生の狐の口の中に入り込み、狐の胃を駆り、糞便と共に排出されて山水や山菜を介して人間の口に入り、肝臓などの臓器で重篤な感染症を引き起こします。

消化器内科、消化器外科、病理診断科の医を借り治療する必要があるほど恐ろしい病気なので、未然に感染の脅威を刈り取りたいものです。

当院キャンサーボードにて、当部の林先生が症例提示を行いました。

当院キャンサーボードにて、当部の林先生が症例提示を行いました。

キャンサーボードとは、旭川医科大学病院での悪性腫瘍:がんの症例に対して、各科の医師が集まって意見を出し合う大型カンファレンスのことで、当院では定期的に開催されております。

当部の林先生は、精巣という臓器にできた非常に珍しい癌、「希少癌」の症例の病理的な診断について発表しました。

希少癌は、症例の数自体が少ないので、明確な治療法が確立されていないものもあります。

故に、「希みが少ない」訳ではなく、患者さんが希みある未来を望めるためにも、我々病理医は全力で診断に臨み、最適な治療に特急で繋げられるように日々励んでいます。

【重要・2024年6月27日更新】当院の未染標本作製依頼書が改訂されました。

【2024年6月27日更新】

当院における病理標本のSOP(標準作業手順書)の改訂に伴い、未染標本作製依頼書の新しい様式を当ホームページ上にアップロード致しました。

御依頼の際は、本日よりこちらを御利用いただきたく存じます。

書類作成前に、臨床用1のExcelファイルはver15、臨床用2はver5であることを御確認下さい。

下記当ホームページ内URLのリンク先のページからダウンロードをお願い致します。

未染標本作製依頼 – 旭川医科大学病院 病理部 【公式】 (asahikawa-patho.net)

【2024年6月24日更新】ISO15189認定範囲一覧(活動リスト)の2024年度版 を「病理部について」に掲載致しました。

【2024年6月24日更新】

既にアップロードしていた活動リストの内容に訂正が必要な個所が御座いましたので、最新版を改めてアップロードさせていただきます。

ISO15189認定範囲一覧(活動リスト)

混乱をお招きしてしまい大変申し訳御座いませんでした。

 

——————–

ISO15189認定範囲一覧(活動リスト)の2024年度版 を「病理部について」に掲載致しました。

ISO15189とは施設毎の臨床検査室の品質を評価する規格のことで、当院は2021年より認定をいただいております。

そちらに関する活動リストを最新版に更新致しました。

ISO15189認定範囲一覧(活動リスト)

当部は「高い品質の臨床検査室」に入ってますので、安心してください。