当院キャンサーボードにて、湯澤先生が症例提示を行いました。

当院キャンサーボードにて、湯澤先生が症例提示を行いました。

キャンサーボードとは、旭川医科大学病院での悪性腫瘍:がんの症例に対して、各科の医師が集まって意見を出し合う大型カンファレンスのことで、当院では定期的に開催されております。

今回取り上げられた症例は、病理診断の依頼文に、患者さんが昔、癌を患った経験があると記載されていなかったことが診断に影響を与えた1例でした。

患者さんが過去に癌を発症したことがあるかないかはとっても大きな情報です。

提出された検体に「何か悪い病気がありますか」と漠然と聞かれるより、「以前癌が見つかった患者さんなのですが、何か悪い病気がありますか」と聞かれた方が、その癌の再発や転移を特に注意することができて病理医も見逃す機会が減るのです。

人混みの画像を見せられて、「怪しい人をさがせ!」と言われるより、「ウォーリーをさがせ!」と言われた方が、ウォーリーを見逃す機会が減るのと同じです。

しかしながら、当部の病理医は日々実力を磨いているためかなりレベルが高く、物事を見る目には相当自信があるので、一般的な病理医が見逃してしまいそうなものも、そう簡単には見逃しません。

隠れて目立たない小さな癌も、存在するはずない異常な所見も、非常に珍しい病変も、おそろしく速い手刀も、我々じゃなきゃ見逃しちゃうかもしれません。

市原先生が金沢市アートホールで開催された第32回肝血流動態・機能イメージ研究会にて、『超音波造影剤の「滞留」が起こるとき病理はどうなっているか』というタイトルで演題を発表しました。

市原先生が金沢市アートホールで開催された第32回肝血流動態・機能イメージ研究会にて、『超音波造影剤の「滞留」が起こるとき病理はどうなっているか』というタイトルで演題を発表しました。

「座長の吉満研吾先生から昨年のこの会でご指名をいただいたときからずっと緊張しておりましたが、会場の皆様にもお楽しみいただけたようで安心しております。

ただ、交通が大変でした。

なんとか行き帰りできてそちらのほうでホッとしました。」と市原先生は仰っておりました。

ここ最近は日本全国で雪が降りまくって大変なことになっており、当部の医師も移動で苦戦することがかなりあったようです。

ニュースでもやっていますが、特に飛行機は天気が悪いと如実にフライトに影響が出ます。

当部では全日空の利用者が多いので、綿密にANAと雪の情報を収集し、ありのままで空へ風に乗って飛び出してるみたいです。

当院キャンサーボードにて、市原先生が症例提示を行いました。

当院キャンサーボードにて、市原先生が症例提示を行いました。

キャンサーボードとは、旭川医科大学病院での悪性腫瘍:がんの症例に対して、各科の医師が集まって意見を出し合う大型カンファレンスのことで、当院では定期的に開催されております。

今回のカンファレンス中、「(この手術は難しくて)旭川医科大学病院では自分しかできない」とある科の先生が仰っており、とってもかっこよくてシビれました。

AI技術の発展で誰もが簡単にハイレベルなことを為せる時代になりましたが、やはり自分にしかできない技というものには、子どもの頃からずっと憧れています。

「ナンバーワンよりもともと特別なオンリーワンこそ至高」という観念が流行っていた平成世代の私も、この令和の世において世界に一つだけのHANAを咲かせられたら、NGばかりでもワンチャン皆さんに認めてもらえるかもしれませんね。