市原先生が大阪市で開催された第18回近畿超音波内視鏡研究会にて「膵臓病理 やせと嚢胞」という内容で講演しました。
『予後の悪い膵臓癌の中でも長期生存が見込めるTis癌をどのように発見するかについて、病変部の膵管狭窄と狭窄後拡張だけでなく、「周囲の膵実質の局所的なやせ」に着目するとよいかもしれない、という内容のお話しです。』とのことでした。
「Tis癌」は「上皮内癌」、つまり「まだ浸潤していない癌」のことです。
癌は「浸潤」することで全身に広がっていくので、浸潤していない癌は比較的危険性が低いということになります。
ですが癌は癌なので、悪性腫瘍に変わりはなく、危険性は低くても、浸潤する前に取り除いてしまうのに越したことはありません。
人を喰い殺す前であろうと、鬼は退治してしまうに越したことはないのです。
生殺与奪の権を他人に握らせることなく、はやく治療を開始しましょう。