お知らせ

当院キャンサーボードにて、上小倉先生が症例提示を行いました。

当院キャンサーボードにて、上小倉先生が症例提示を行いました。

キャンサーボードとは、旭川医科大学病院での悪性腫瘍:がんの症例に対して、各科の医師が集まって意見を出し合う大型カンファレンスのことで、当院では定期的に開催されております。

今回は非常に治療が難しい症例で、診療方針に関して、会場からは厳しめの意見も出ていました。

我々病理医が直接的に患者さんの治療に携わる機会はないので、臨床の先生ならではの見解が聞けて、非常に勉強になりました。

「岡目八目」という、当事者でない人は当事者より考えがまとまり易く、囲碁なら八目分有利であるという意味の言葉があります。

主治医ではない我々が、やや余裕をもった立場で診療経過を見ることができるのも、それに当たるのかもしれません。

逆に言えば、主治医の先生は八目分我々よりも難しい立場で患者さんに向き合っていることでもあります。

患者さんが一番大変なのは勿論ですが、私も経験があるので、主治医の先生のお気持ちも本当によく分かります。

患者さんに真正面から向き合うことがどれほど大変か、岡目の我々には皆目見当もつきませんが、私は一目置くどころか、主治医の先生に払っている敬意は、目いっぱいです。

谷野先生が11月5〜7日にタイのバンコクで開催された14th Asia Pacific International Academy of Pathology Congress (AP-IAP 2025)/ 9th Asia-Australasia Pulmonary Pathologyに参加し「Recent advance in interstitial lung disease」の講演をしました。

谷野先生が11月5〜7日にタイのバンコクで開催された14th Asia Pacific International Academy of Pathology Congress (AP-IAP 2025)/ 9th Asia-Australasia Pulmonary Pathologyに参加し「Recent advance in interstitial lung disease」の講演をしました。

掲載写真は御講演をされたMayo ClinicのDr. Tazelaarと長崎大学の福岡順也先生との写真です。

8〜9日はPhramongkutklao Hospitalの医師とacademic discussionを行いました。

数日間に渡って、世界中からたくさんの病理の名医が集って国際的に議論が交わされたようで、さながらバンコクでの博識の展覧会です。

私はこの会議には参加していないのですが、ぜんぶの病理医と、ワクワクする病理の未来へ向かうための教えが、想像以上!にミャクミャクと受け継がれているのをなんとなく感じます。

大勢の方がくるぞ、とわかっていたので、きっと会場はとても大きく、屋根も高かったんだと思います。

市原先生が札幌市医師会主催の「札幌市胃がん検診内視鏡検査研修会」でWeb講演をしました。

市原先生が札幌市医師会主催の「札幌市胃がん検診内視鏡検査研修会」でWeb講演をしました。

「除菌全盛時代の胃の病理 萎縮、癌の発育・進展、除菌、自己免疫性胃炎」というタイトルで、消化器内視鏡医 (特に開業医) に役立つ病理に関する内容でした。

胃の除菌は、主にピロリ菌除菌を指します。

一般的にも「ピロリ」という名前は浸透していますが、実は同じ綴りの「pylori」でも、言語によっては「パイロライ」「ピューロリ」など、発音が異なるややこしい名前なのです。

なので、海外で「ピロリ」と言っても通じないことがあります。

私は大学生の時に英語の語学留学で海外に行き、日本での発音だと現地の学生に通じない言葉がたくさんあることを知って驚きました。

通じたのは「ピカチュウ」と「ポケモン」くらいでした。

なので、現地の英語ペラペラな学生さんと「ポケモンマスターに絶対なってやる~♪」と、成人男性の私はポケモンの歌を歌ってコミュニケーションをとっていました。

あれはいったい何の時間だったのでしょうか。

当院キャンサーボードにて、当部の坂田先生が症例提示を行いました。

当院キャンサーボードにて、当部の坂田先生が症例提示を行いました。

キャンサーボードとは、旭川医科大学病院での悪性腫瘍:がんの症例に対して、各科の医師が集まって意見を出し合う大型カンファレンスのことで、当院では定期的に開催されております。

今回の議題は、患者さんご自身の背景も含めて、診療が難しい症例でした。

大きな手術や治療には、身の回りの人々や環境の支援が不可欠です。

誰もがいつでもすぐに万全のサポート体制がとれる訳ではないので最適なタイミングを考える必要がありますが、その間にも病気が進んでしまうジレンマもあります。

当院のような大きな病院には、患者さんが利用できるサービスを紹介・仲介する専門の部署があり、今後はそちらとの連携も必要になってくると考えられました。

日本は今、色々と過渡期にありますが、本当に困っている人達に気付けて、病気の治療に専念できる社会のシステムが築けて、国民みんなのことを、元気付けてくれるリーダーのいる国になってほしいと、私は思います。

インターネット気付
偉い人

【2025年11月04日更新】ISO15189認定範囲一覧(活動リスト)の2025年度版 を「病理部について」に掲載致しました。

ISO15189認定範囲一覧(活動リスト)の2025年度版 を「病理部について」に掲載致しました。

ISO15189とは施設毎の臨床検査室の品質を評価する規格のことで、当院は2021年より認定をいただいております。

そちらに関する活動リストを最新版に更新致しました。

ISO15189認定範囲一覧(活動リスト)

当院キャンサーボードにて、当部の林先生が症例提示を行いました。

 

当院キャンサーボードにて、当部の林先生が症例提示を行いました。

キャンサーボードとは、旭川医科大学病院での悪性腫瘍:がんの症例に対して、各科の医師が集まって意見を出し合う大型カンファレンスのことで、当院では定期的に開催されております。

林先生は、お腹の中の色々な臓器と臓器の間の隙間にできた悪性腫瘍の症例の診断・解説をしました。

このように複数の臓器の摘出の可能性がある場合は、それぞれの専門の科との合同手術を想定し、主治医を務める科の先生は、各科の手術の予定や手術後の入院病棟まで予め考えておかなければなりません。

手術自体以外にも、病理医である我々が知らない、色々と気を揉まねばならないことがたくさんある臨床の先生方は本当に大変だと思います。

立場が違えば違う事情が見えてくるので、自分の見解だけの思い込みで物事を判断しないように、と私はなるべく心がけています。

手術もできないのに悪口、軽口、陰口、告げ口、無駄口、大口ばかりの、口ばっかりで手がおろそかな病理医にはなりたくないものです。

秋山技師長が第11回 ベストサポーター賞を受賞しました。

秋山技師長が第11回 ベストサポーター賞を受賞しました。

秋山さんは、技師長という立場で、当部だけでなく、たくさんの当院スタッフをベストにサポートしてくれたことで、この度、受賞に至りました。

秋山技師長、おめでとうございます。

何か偉業を成し遂げた人の陰には、得てしてその人を献身的に支えてあげた存在があります。

我々病理部スタッフはいつもBESTを尽くしていますが、秋山技師長のベストなサポートが+1されることで世界で1番の病理施設になれる、つまりBE:1STなのです。

夢中で書いた空論に思えるかもしれませんが、これが当部のMasterplanです。

※掲載画像は一部修正しています。

谷野先生、上小倉先生が当院の2025年度第3回MDDで症例の病理側のプレゼンターを務めました。

谷野先生、上小倉先生が当院の2025年度第3回MDDで症例の病理側のプレゼンターを務めました。

MDDとはMulti-Disciplinary Discussionの略で、呼吸器専門医、放射線科医、病理医の3者で合議をする、「日本呼吸器学会 びまん性肺疾患診断・治療ガイドライン」で推奨されている診断法で、当院では定期的に開催されています。

今年は当院に間質性肺炎専門外来が新設されたので、今後、更にこのMDDを始めとした間質性肺炎治療の取り組みに気合いが入っていくことと思います。

医学生の頃の私は「間質性肺炎は肺が硬くなる病気」と安易に覚えていましたが、一口に間質性肺炎と言っても様々な種類があり、実に奥が深い病気であることを病理のお仕事を始めてから初めて知り、医学生時代に学んだことは、まだまだ医学の表面の部分に過ぎなかったのだと改めて思いました。

たまに、自分が興味を持った領域を、表面だけでなく更に深く深く掘っていき、現段階の一番深いところまで到達してしまうほどの熱意の持ち主がいます。

そういう人は更に更に深くまで掘り進められる海外などのスケールの大きな所に身を移し、自分が納得いくまで掘り進めていき、遂にはノーベル賞などの偉大な功績を残すまでになるのです。

私には最深部まで行き着いていると胸を張れるものは何一つありませんが、病理医としては、深部断端陰性で縁起が良いとは思います。

市原先生が東京で開催された消化管エコー研究会2025で講演『虫垂と炎症 ~common/rare~』を発表しました。

市原先生が東京で開催された消化管エコー研究会2025で講演『虫垂と炎症 ~common/rare~』を発表しました。

エコー検査と病理の結び付きにピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、市原先生は臨床所見と病理所見の相関性を可視化・言語化し、臨床医や患者さんが明瞭に御納得いただけるような病理診断を心掛けていらっしゃるので、こういった臨床向けの学会でも積極的にプレゼンテーションをされています。

病理の知識だけでなく、臨床検査の分野まで通じていらっしゃるなんて本当に凄いと思います。

初期研修医の時、1週間でお腹のエコー検査をマスターできると謳われた研修で、一番最初に「患者さんのお腹に当てるプローブと呼ばれる部分は、めっちゃ高いので絶対に落として壊さないように」と言われたせいで、プローブはめっちゃ高いことで頭がいっぱいになり、エコー検査を身に付けるよりもめっちゃ高いプローブを壊さないように気を付けることに全集中して、めっちゃ高いプローブとの1週間が過ぎ、プローブはめっちゃ高いことしか覚えてこなかった私なんかと比べものにならない凄さです。

私も医療従事者として、意識と技術とポテンシャルと志は、プローブくらいめっちゃ高くありたいものです。