当部の湯澤先生が「Master’s sEminar of Targeted therapy for Lung Cancer 2025」にて「旭川医科大学におけるマルチCDxの現状と薬物療法」というテーマでウェブ講演を行いました。
マルチCDxというのは、ざっくり言うと癌の遺伝子を抽出して、それに効くお薬を選ぶ治療法のことです。
遺伝子抽出には、病理学的な知見も必要なので、病理医はこの治療法において必要不可欠な存在です。
湯澤先生は、この重要な治療法の当院におけるキーパーソンとして、今まで数多くの患者さんを救ってきました。
また、豊富な知識と経験で、患者さんだけでなく、当部所属の病理医やスタッフ、病理以外の科の医師、そして他の施設の先生方もたくさん助けて下さっています。
私のこの文章をいったい何名の方がご覧になって下さっているかは分かりませんが、もし湯澤先生が救った方々にまで病理のすごさが伝わってくれたのなら、少しは私もご恩を返せているのかもしれません。