市原先生が当院で開催された「旭川医科大学病院 腫瘍センターセミナー」にて「胃癌取扱い規約第16版の解説〜特に胃の腺腫等について〜」というタイトルで講演しました。

市原先生が当院で開催された「旭川医科大学病院 腫瘍センターセミナー」にて「胃癌取扱い規約第16版の解説〜特に胃の腺腫等について〜」というタイトルで講演しました。

タイトル通り、新しくなる日本の胃癌取扱い規約における変更点や注意すべき点についての御解説をいただきました。

満員の会場の中、我々病理医でも非常にややこしく感じる部分に関して、臨床の先生方にも分かりやすく詳細にお話しいただき、講演後も参加した先生方から質問が飛び交い、とても活気ある素晴らしいセミナーになりました。

改めて、市原先生の影響力と人望の凄さを知れる機会となりました。

「悪性腫瘍」は文字通り身体をむしばむ悪い腫瘍なのですが、腫瘍には「良性腫瘍」というものもあり、それらは癌のように直接的に命の危険をもたらしません。

今回の規約改定で、胃において、この「良性腫瘍」の分類が非常に細かくなったのが印象的でした。

ですが、「良性腫瘍」という呼び名でも、別に身体に良い働きをもたらす訳ではありません。

「悪性」ではないから「良性」と、昔の人はせざるを得なかったのでしょうが、「良い」という言葉の意味合いの広さに、日本語の面白さと奥深さを感じます。

例えば「この服、似合うかな。どう思う?」と聞かれた時にする「いいと思う」という返事には、「どうでもいい」「何でもいい」「どっちでもいい」「わざわざ聞かなくてもいい」「別に気にしなくてもいい」「好きにしたらいい」など様々な意味が込められているのです。

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