お知らせ

市原先生が大阪市で開催された第18回近畿超音波内視鏡研究会にて「膵臓病理 やせと嚢胞」という内容で講演しました。

市原先生が大阪市で開催された第18回近畿超音波内視鏡研究会にて「膵臓病理 やせと嚢胞」という内容で講演しました。

『予後の悪い膵臓癌の中でも長期生存が見込めるTis癌をどのように発見するかについて、病変部の膵管狭窄と狭窄後拡張だけでなく、「周囲の膵実質の局所的なやせ」に着目するとよいかもしれない、という内容のお話しです。』とのことでした。

Tis癌」は「上皮内癌」、つまり「まだ浸潤していない癌」のことです。

癌は「浸潤」することで全身に広がっていくので、浸潤していない癌は比較的危険性が低いということになります。

ですが癌は癌なので、悪性腫瘍に変わりはなく、危険性は低くても、浸潤する前に取り除いてしまうのに越したことはありません。

人を喰い殺す前であろうと、鬼は退治してしまうに越したことはないのです。

生殺与奪の権を他人に握らせることなく、はやく治療を開始しましょう。

市原先生がWebで開催された京都府立医大大腸内科病理拡大カンファレンスにて病理解説をしました。

市原先生がWebで開催された京都府立医大大腸内科病理拡大カンファレンスにて病理解説をしました。

京都市近郊の消化器内科の先生を対象にしたウェブセミナーで、市原先生は、大腸の症例に対して病理的なコメントを担当されました。

他所の大学主催カンファレンスにゲストとして招かれるなんて、さすが日本一有名な病理医、市原先生です。

私はアウェーに行くと借りてきた猫のように萎縮してしまって何も話せなくなります。

まるで生きているのか死んでいるのかも分からないシュレディンガーの猫です。

見識も猫の額くらい狭いこんな私に需要が出るとしたら、それは本当に忙しくて、猫の手も借りたい時だと思います。

市原先生がWebで開催されたふくしま拡大内視鏡カンファレンスにて病理解説をしました。

市原先生がWebで開催されたふくしま拡大内視鏡カンファレンスにて病理解説をしました。

福島県などの消化器内科の先生を対象にしたウェブセミナーで、市原先生は、胃の内視鏡症例の病理的な解説を担当されました。

日本の内視鏡の技術レベルは、実は世界的にもかなり高いそうです。

当院にも内視鏡がとってもお上手な消化器内科の先生が何人もいらっしゃいます。

昔と違って他国の最新技術に追い付けず遅れをとっている今の日本を嘆く新聞記事を読んだことがありますが、日本には今も世界に誇れる技術がたくさんあるのにと、視野の狭さにとても残念に思ったことがあります。

ネガティブなところがあるのも確かですが、日本の医療の世界に誇れる素晴らしいところも、もっと知ってもらえたらと私は思います。

取り敢えず、年に4〜5本も放送している点で、日本の医療ドラマ製作数は世界一だと思います。

市原先生が第112回日本小児外科学会北海道地方会にて『これからの病理学 ~直観、定量、3次元病理~』というタイトルで講演しました。

市原先生が第112回日本小児外科学会北海道地方会にて『これからの病理学 ~直観、定量、3次元病理~』というタイトルで講演しました。

「旭川医大の小児外科・宮城久之先生におまねきいただき、Webにて全道(+全国)の小児外科の先生や学生さんを相手に講演をさせていただきました。

これから3次元病理を用いて小児外科領域ともコラボしていけたらよいなと考えております。」とのことでした。

小児外科は、身体が小さな小さなお子様の臓器を縫い合わせたりする必要があるので、非常に繊細な技術が必要とされます。

また、患者さんのお身体が小さい故に、お腹を切って開けても、見える視界が大人に比べてかなり狭くて見渡し辛く、分厚い拡大ルーペ付き眼鏡をかけて手術されている先生もいらっしゃいます。

私は性格上、細かく小さな作業が苦手なので、あんなにも小さな臓器をあんなにも狭い視界であんなにも繊細に縫い合わせることができる小児外科の先生を本当に尊敬しておりますし、私にはあんなにも小さな世界を目で見て認識するなんて絶対にできません。

 

 

と、思いましたが、我々病理医は顕微鏡でもっともっと小さな細胞の世界を目で見て認識していることを認識しておりませんでした。

市原先生が旭川市で開催された旭川胆膵CPCにて病理解説をしました。

市原先生が旭川市で開催された旭川胆膵CPCにて病理解説をしました。

旭川近隣の消化器内科の先生を対象にしたウェブセミナーで、市原先生は、胆嚢と膵臓の症例の病理的な解説を担当されました。

CPC は「Clinico-Pathological Conference」の略で、本ホームページでも亡くなった患者さんを解剖して死因を論議するカンファレンスとして「CPC」という言葉を度々用いていますが、亡くなられていない患者さんの場合でも用いられます。

私も過去に、とあるCPC開催に対して「こちらの患者さんは御存命です」と言ってしまって恥をかいたことがあります。

「これはこうである」という思い込みは良くないとわかっていながらも、無意識の内に人間は思い込みをしてしまうものです。

人類は皆、本質は、女子に下の名前で呼ばれただけで「あいつ俺のこと好き」と思い込む中学男子なのです。

市原先生がWebで開催された消化管研究会にて病理解説をしました。

市原先生がWebで開催された消化管研究会にて病理解説をしました。

全国の診療放射線技師さんを対象にしたウェブセミナーで、市原先生は、胃バリウムの症例の病理的な解説を担当されました。

胃バリウム検査とはそれ自体は人体に無害な飲み物を胃に溜め込み、その状態でレントゲン写真を撮影すると胃の内側の様子が浮き出て見えて、腫瘍の形が分かりやすくなる画期的な検査法です。

ですが、このバリウム、とにかく飲み込み辛いことで有名です。

美味しくないのにたくさん飲まなくてはいけないのを苦痛に感じる方が多いそうです。

バリウムを作っている業者さんも飲みやすくするためにイチゴやチョコレート風味を付けたりして頑張られているのですが、美味し過ぎると胃の動きが活発になってしまって検査がうまくいかなくなるようで、なかなか難しいようです。

検査をすることの利点を簡単に飲み込めて、拒絶したい感情を簡単に飲み込めて、美味しくないバリウムを簡単に飲み込めるほど、人は損得勘定の感情に飲み込まれやすくはないものです。

ですが胃バリウムはとっても大事な検査であることは、飲み込まずに申し上げておきます。

第51回北海道脳腫瘍病理検討会にて、坂田先生が症例提示を行いました。

第51回北海道脳腫瘍病理検討会にて、坂田先生が症例提示を行いました。

北海道脳腫瘍病理検討会とは、北海道内の病院で診療された脳腫瘍の症例について、臨床医と病理医がそれぞれの観点から発表をするオンラインでの検討会です。

今回取り上げられた中に「H3K27M」という名前の、遺伝子に関する要素の異常をきたした症例がありました。

これは日本ならではなのですが、『「27」の読み方どうするか問題』というのが浮上しました。

今回は潔く”にじゅうなな”と発音し、それに合わせて「3」も「さん」と発音したため、「エッチさんケーにじゅうななエム」と、日本語と英語が入り混じった、多少カッコ悪くても伝わり易さを優先した読み方をしていました。

英会話が苦手な人が「エッチ スリー ケー トゥウェンティーセブン」と発音すると伝わり辛い上に、なんだかアイドルグループのように聞こえてしまいます。

もし検討会の最中ずっと「エッチ スリー ケー トゥウェンティーセブン」読みが、英語Beginnerな発音でヘビーローテーションされていたら、まあ、イタかったことと思います。

当院キャンサーボードにて、湯澤先生が症例提示を行いました。

当院キャンサーボードにて、湯澤先生が症例提示を行いました。

キャンサーボードとは、旭川医科大学病院での悪性腫瘍:がんの症例に対して、各科の医師が集まって意見を出し合う大型カンファレンスのことで、当院では定期的に開催されております。

今回取り上げられた症例では、病理検体のホルマリン固定状況がキーポイントになりました。

ホルマリンは、手術で取り出した臓器を、病理検体を作るのに適した状態に「固定」するための薬品です。

適切に管理しないと人体に害を為すことが分かった現在は撤去されているようですが、私が子どもの頃は、まだ全国の小学校の理科室にホルマリン漬けにされたカエルやヘビなどが保存されていました。

その不気味さが恐怖感を煽る一つの要素となっており、大人になった今でも理科室はホラースポットの印象があります。

かく言う私の小学校の七不思議は、

・夜中に動き回るホルマリン漬けのカエル

・夜中に全力疾走する人体模型

・夜中に笑いだす骸骨の標本

・何故か上下する黒板

と半分以上が理科室でした。

第70回旭川医科大学病院病理部・病理診断科セミナーが現地とウェブのハイブリッドで開催され、アラバマ大学バーミンハム校 脳神経外科 助教授の大須賀 覚先生が『「腫瘍の巣を利用した免疫療法」と「次世代腫瘍モデル」で挑む悪性脳腫瘍』というタイトルで御講演下さりました。


第70回旭川医科大学病院病理部・病理診断科セミナーが現地とウェブのハイブリッドで開催され、アラバマ大学バーミンハム校 脳神経外科 助教授の大須賀 覚先生が『「腫瘍の巣を利用した免疫療法」と「次世代腫瘍モデル」で挑む悪性脳腫瘍』というタイトルで御講演下さりました。

臨床での経験が研究のテーマに繋がったという具体的なエピソードを交えての内容で、とても分かり易く興味が惹かれるお話でした。

また、会場からの質問が相次ぎ、学生さんからの鋭い御意見なども飛び出して活発な議論が巻き起こり、大盛況に終わりました。

大須賀先生、誠にありがとう御座いました。

『患者さんを実際に診る「臨床」と、患者さんのためになる技術を生み出す「研究」は、一見異なる分野のように思えますが実は表裏一体の関係』という事実は、臨床と研究の境界をまたぎ、世界をまたにかけて御活躍されている大須賀先生ならではの説得力のあるお話で、私も感銘を受けました。

本日質問して下さった学生さんのような次世代の方々が活躍できる未来が日本でも実現できたら良いと、円周率3.14と3の境界をまたぎ、世代をまたにかけてゆとり教育を受けてきた私は思います。

※掲載写真は一部加工しています。

湯澤先生が共著した論文の「Induction of Meningioma Stem Signature via Hydrogel Reprogramming and Application of Meningioma Stem Cell Marker CXCR4 to Pathological Diagnosis and Treatment.」がBiotechnology and Bioengineering. (IF= 3.6) にアクセプトされました。

湯澤先生が共著した論文の「Induction of Meningioma Stem Signature via Hydrogel Reprogramming and Application of Meningioma Stem Cell Marker CXCR4 to Pathological Diagnosis and Treatment.」がBiotechnology and Bioengineering. (IF= 3.6) にアクセプトされました。

タイトル中にある「Stem Cell」は日本語で「幹細胞」と言います。

木の幹が枝を伸ばすように、様々な方向に変化して枝分かれしていく可能性を秘めた細胞のことで、再生医療などでも注目されている細胞です。

実にセンスあるネーミングだと思うのですが、自然との関わりが薄い場所だと「木の幹」の概念がいまいちピンとこない方もいらっしゃる気がします。

メインを受け取った後に、天ぷらとかのトッピングや薬味、おにぎりなどのサイドメニューを自分で追加してオリジナルメニューを作れるうどん屋さんみたいな感じなので、「うどん屋さん細胞」の方がしっくりくるかもしれません。

それか、解散してから、役者やタレントとしてそれぞれの道に分かれていった国民的アイドルグループでも分かり易いかもしれません。

一応コンプライアンスを気にして名付けるなら、「S⚫︎AP細胞」でしょうか。