市原先生がWebで開催された消化管研究会にて病理解説をしました。
全国の診療放射線技師さんを対象にしたウェブセミナーで、市原先生は、胃バリウムの症例の病理的な解説を担当されました。
胃バリウム検査とはそれ自体は人体に無害な飲み物を胃に溜め込み、その状態でレントゲン写真を撮影すると胃の内側の様子が浮き出て見えて、腫瘍の形が分かりやすくなる画期的な検査法です。
ですが、このバリウム、とにかく飲み込み辛いことで有名です。
美味しくないのにたくさん飲まなくてはいけないのを苦痛に感じる方が多いそうです。
バリウムを作っている業者さんも飲みやすくするためにイチゴやチョコレート風味を付けたりして頑張られているのですが、美味し過ぎると胃の動きが活発になってしまって検査がうまくいかなくなるようで、なかなか難しいようです。
検査をすることの利点を簡単に飲み込めて、拒絶したい感情を簡単に飲み込めて、美味しくないバリウムを簡単に飲み込めるほど、人は損得勘定の感情に飲み込まれやすくはないものです。
ですが胃バリウムはとっても大事な検査であることは、飲み込まずに申し上げておきます。