第5回日本石綿・中皮腫学会学術集会が岡山県で開催され、札幌厚生病院初期研修中の秋田谷先生が演題発表を行い、谷野先生が座長を務めました。

第5回日本石綿・中皮腫学会学術集会が岡山県で開催され、札幌厚生病院初期研修中の秋田谷先生が演題発表を行い、谷野先生が座長を務めました。

秋田谷先生は当大学出身で、「腹膜中皮腫における核グレードおよび組織学的グレードの有用性の多施設的検討」という演題で発表をしました。

「石綿」とは「アスベスト」の和名で、こちらの方が聞き覚えのある方が多いと思います。

約20年前に日本でも大問題になった、呼吸器障害を引き起こす建築材のことです。

2000年代前半は他にもSARSや鳥インフルエンザなど呼吸器疾患に関連する病気が度々取り沙汰され、流行語大賞にもノミネートされました。

アスベストが話題になった当時はまだ小学校に入学前だった秋田谷先生が、こうして医師として学会でアスベストに関する発表をする事実に、流れ行く時を感じます。

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