当院婦人科との合同カンファレンスにて、当部の湯澤先生と上小倉先生、林先生が症例提示を行いました。
掲載写真のスクリーンに写っているのはヴァーチャルスライドというもので、病理の標本をコンピューターに取り込み、拡大すると細胞1つ1つの形まで確認できるほど綺麗なデータにして保存する技術です。
当時の状態のまま保存されるので、標本自体が時を経て劣化することもありません。
この度のようにカンファレンスや教育の場などで、未来の医療の発展のために用いております。
我々病理医は、病理標本にするために御提供いただいた検体をとても慎重に取り扱い、そこから得られた情報を最大限に活かせるように試みております。
おからだを預けた患者様の信頼に、最大限に応えたいからです。
※掲載写真は一部加工しております。