【2026年2月19日更新】
当院における病理標本のSOP (標準作業手順書) の改訂に伴い、未染標本作製依頼書の新しい様式を当ホームページ上にアップロード致しました。
御依頼の際は、本日よりこちらを御利用いただきたく存じます。
下記当ホームページ内URLのリンク先のページからダウンロードをお願い致します。
【2026年2月19日更新】
当院における病理標本のSOP (標準作業手順書) の改訂に伴い、未染標本作製依頼書の新しい様式を当ホームページ上にアップロード致しました。
御依頼の際は、本日よりこちらを御利用いただきたく存じます。
下記当ホームページ内URLのリンク先のページからダウンロードをお願い致します。
当部では技能補助員(パート)を募集致しております。
応募締め切りは設けておらず、採用者が決定次第、募集を締め切らせていただきます。
現在当部は、色々な初めてを初めから始め始めた初めての病理診断施設を目指して動き始めています。
初めましてでも我々と一緒にはじめの一歩を踏み出して下さる方を、心の底から、幕の内から、お待ち致しております。
以下は募集要項が記載されたPDFファイルのURLです。
2024年12月28日より、当院の剖検の体制が変わります。
主な変更点は、
・【剖検依頼受付時間】
・【執刀時間】
・【依頼方法】
です。
剖検を希望される先生は、必ず以下のリンク先のページをお読みになってから、御案内に沿ってお申し込み下さい。
御協力を宜しくお願い致します。
市原先生がWebで開催された腹部画像研究会にて病理解説をしました。
全国の超音波検査士の方々を対象にしたウェブセミナーで、市原先生は、腹部超音波の画像と病理の対比についての解説を担当されました。
CT、MRIなどの腹部画像検査は、画像診断のプロフェッショナルである放射線科の先生が基本的に診断して下さります。
腹部超音波検査も、放射線科の先生自ら行うことがしばしばあります。
私の中で今でも印象に残っている先生の一人に、当院ではない医療機関の放射線科で、私が初期研修をしていた時の指導医の先生がいらっしゃいます。
私が特定の色を目で認識し辛いことをお話しした時、「先生には僕達と違う景色が見えてるんだね。だから目が良いんだ」と仰っていただき、その人間性にとても感動しました。
その後、感染症科で研修した時の指導医に同じお話をしたところ、「それじゃグラム染色わかんないね。感染症医としては致命的じゃん」とヘラヘラ笑いながら言われました。
その魔族とそれ以上の対話は無駄な行為と思い、感染症科になるのをやめた当時の私は、”人を見る目”を持っていたと思います。
市原先生が新潟市の朱鷺メッセで開催された第18回 超音波セミナー in 新潟にて「病理組織像と超音波像の対比 肝臓/膵臓」というタイトルで講演しました。
「12時15分に新潟空港に到着し、講演をし、15時45分発の飛行機で札幌に飛んだので、新潟にほとんど滞在できませんで、現地の方とあまり交流もできませんでしたが、10年以上前にSNSで私を知ったという方がいまや専門医として活躍されていて私に講演の感想をDMで送ってくださるなどうれしいこともありました。
いずれまたゆっくり訪れられればと思っております。」と市原先生は仰っておりました。
私は新潟で有名なものにはあまり詳しくありませんが、お昼くらい、むしろ少し過ぎてから唯一無二の朱ノ鷺の地にトラヴェルマシンでやってきて、あっという間にもうバイバイしなくてはならなくても、過去に御縁のあった方からエールをいただけるなんてドラマみたいで素敵なアフターストーリーです。
YUKIDOKE具合は大丈夫だと思うので、私も、今年の春は新潟に行こうかと思います。
市原先生が小樽市で開催された日本消化管Virtual Reality学会にて病理解説をしました。
全国の大腸CTに従事する放射線科の先生や診療放射線技師さんを対象にしたウェブセミナーで、市原先生は、3症例の大腸CTと病理の対比についての解説を担当されました。
「Virtual Reality」はVR と略され、既に親しまれて久しいコンテンツですが、日本語だと「仮想現実」と言うそうです。
私はVRに疎いのですが、この「仮想現実」では、「仮想世界」が広がっているのでしょうか。
そして可愛い女性の「仮想人間」もいて、男性達はその女性と「仮想恋愛」や「仮想結婚」を夢見て「仮想通貨」で誘惑しても、無理難題の「仮想試練」を押し付けられてあしらわれてしまうのでしょうか。
そしてある日の「仮想時間」に、月のように遠い「仮想空間」へ、その女性は「仮想帰宅」してしまうのでしょうか。
そんな超かぐや姫な「仮想現実」があったなら、間違いなく20点満点で「仮想大賞」です。
市原先生がWebで開催された京都府立医大上部ESD病理カンファレンスにて病理解説をしました。
京都市近郊の消化器内科の先生を対象にしたウェブセミナーで、市原先生は、胃の症例に対して病理的なコメントを担当されました。
私は学生の頃、ESDとEMRの違いをどうしても覚えられませんでした。
どちらも内視鏡を使って腫瘍を取り除く手術で、腫瘍の大きさなどによって使い分けがなされます。
「ESD」と「EMR」という似たようなアルファベットだから覚えづらいんだと思い、フルスペルで覚えようとしたら、それぞれ「Endoscopic Submucosal Dissection」と「Endoscopic Mucosal Resection」になって、ますます覚えられませんでした。
日本語表記なら覚えられるかもと思いましたが、「内視鏡的粘膜下層剥離術」と「内視鏡的粘膜切除術」となってしまい、もう訳がわからなくなってしまいました。
内視鏡には他にもCSPやPOEMなどの似ているような似ていないような手術名が登場して、全然区別がつかず大混乱でした。
あの頃の苦しみに比べたら、今のFRUITS ZIPPERとCANDY TUNEとSWEET STEADYとCUTIE STREETとMORE STARの区別がつかないことなど、かわいいものです。



当部の送別会が開催されました。
医師の湯澤先生、上小倉先生、技術補助員の尾崎さんのお三方が今年度で退職されることとなり、当部スタッフ全員で盛大に送り出させていただきました。
入職早々から怱々たる日々の中で今の病理部の根幹を草創した錚々たる面々との涙そうそうのお別れで、いつまでもいらっしゃるとは限らないってわかっていたのに、なんでもっと皆さんの教えを知ろうと思わなかったんだろう、と今になって後悔が押し寄せました。
皆さんが当部の歴史を築いて下さった日々が10年ほどに渡ろうとも、旭川医科大、更には病理学の壮大な歴史の中では、ほんの一瞬のできごとなのかもしれません。
ですが、たった10年一緒に病理部に与しただけでも、「私はもっと病理を知ろうと思う」という意気の後進達がたくさんできました。
先生方の退職から1年後、10年後、24年後と時が過ぎていこうとも、尾崎さんなら、上小倉先生なら、湯澤先生ならそうしたと、残る我々は先生方の教えを縷々として伝えていき、旭川医科大学病院病理部としてのフェーズ3に突入していこうと思います。
本当にありがとう御座いました。

当院婦人科との合同カンファレンスにて、上小倉先生、市原先生、青木先生が症例提示を行いました。
今回取り上げられた中に「G-CSF産生腫瘍」が疑われた症例がありました。
G-CSF産生腫瘍とは、血液の一成分である白血球の1つ、「顆粒球」を異常に増加させる腫瘍のことです。
G-CSFの「G」は「Granulocyte = 顆粒球」の略で、派生関係にある「Granular」という形容詞は「顆粒状の」という意味になり、グラニュー糖の語源にもなっています。
これとよく似た医学英語で「Granulation」というものがあり、こちらは炎症で破壊された組織が再生している過程の状態である「肉芽腫」を指す言葉です。
「Granular tissue」と「Granulation tissue」は、それぞれ「顆粒状の組織」、「肉芽腫組織」と和訳され、英語は似ているのに日本語は全く違う意味を示します。
恐らく病理初学者が最も陥りやすい打ち間違いミスの一つだと思います。
ミスを減らす一番の近道は慣れることですので、何度も間違えて何度も意識することで、ケアレスミスもGraduallyにGraduationできると思います。
市原先生が北海道帯広市で開催された「とかち膵がん早期診断研究会」にて「膵臓の画像をわかるための病理」という内容でオンライン講演をしました。
「3月14日の第18回近畿超音波内視鏡研究会の講演にさらに内容を追加したものです。
対象は帯広市周縁の消化器内科医・外科医、ならびに超音波検査士の皆さんです。
今年はほかにも膵臓関連の講演が続きます。」とのことでした。
帯広市のある十勝地方は北海道でも特に酪農が有名な所で、北海道生まれの私としては、十勝には豚丼、しゃぶしゃぶ、ジンギスカンなどのイメージが子どもの頃から根付いています。
そんな焼肉も美味しい十勝地方を含め、日本のあちこちで連日膵臓の講演をされている市原先生には、本当にシビレます。
湯澤先生と谷野先生が共著した論文の「Successful Surgical Treatment for Large Common Hepatic Arterial Aneurysm Incidentally Discovered during Evaluation for Mallory-Weiss Syndrome.」がAnnals of Vascular Diseases. (IF= 0.6) にアクセプトされました。
「Mallory-Weiss Syndrome」は、日本ではマロリー・ワイス症候群と呼ばれ、飲酒などによって嘔吐を繰り返す内に胃と食道の境目辺りが裂けて出血する疾患で、じわじわと血液が失われて貧血にもなります。
必ずしもではありませんが、お酒飲みの男性がなり易いと言われています。
飲酒は時々する程度で煙草も吸わない私には、身体を崩してまでお酒を飲み続ける人の気持ちを分かってあげることができません。
ですが、分からないからと言って、患者さんを頭ごなしに否定するのも、医師として良くありません。
酒を避ければ胃も裂けないし、他にお金も割けるのに。
いくら話に花が咲けども、口が裂けても叫べません。
市原先生が日本消化器内視鏡学会 第19回重点卒後教育セミナーにおける「大腸腫瘍病理の最新知識」という内容の講演を収録しました。
後日e-larningとして動画配信され、2026年5月~2027年10月末までオンラインで視聴可能になる予定だそうです。
e-larning、つまり配信授業は、学校教育でも近年取り入れられているそうで、授業を倍速視聴するのが「タイパ」世代の勉強法みたいです。
私が学生の頃は考えられもしませんでした。
ですが、今の「タイパ」世代の学生さんには考えられもしないでしょうが、どんなに退屈な授業でも、実は無駄な時間など一切なく、全てがかけがえのないとても大切な時間なのです。
私は学生時代、よく授業中に、もし突然この教室に悪い人達がやってきて生徒達を人質にとろうとしたら、自分は気付かれないように教室を抜け出して、助けを呼びに行く妄想をしていました。
また、もしこのクラスでデスゲームに巻き込まれたら、自分はどう立ち振る舞うかとかもちゃんと考えていました。
その時間のお陰で私は、いつ悪い人達が教室に乗り込んできても、いつクラスがデスゲームに巻き込まれても大丈夫なほどに、事前に十分シュミレーションすることができました。
先生の話は全然聞いてませんでした。
市原先生が大阪市で開催された第18回近畿超音波内視鏡研究会にて「膵臓病理 やせと嚢胞」という内容で講演しました。
『予後の悪い膵臓癌の中でも長期生存が見込めるTis癌をどのように発見するかについて、病変部の膵管狭窄と狭窄後拡張だけでなく、「周囲の膵実質の局所的なやせ」に着目するとよいかもしれない、という内容のお話しです。』とのことでした。
「Tis癌」は「上皮内癌」、つまり「まだ浸潤していない癌」のことです。
癌は「浸潤」することで全身に広がっていくので、浸潤していない癌は比較的危険性が低いということになります。
ですが癌は癌なので、悪性腫瘍に変わりはなく、危険性は低くても、浸潤する前に取り除いてしまうのに越したことはありません。
人を喰い殺す前であろうと、鬼は退治してしまうに越したことはないのです。
生殺与奪の権を他人に握らせることなく、はやく治療を開始しましょう。