お知らせ

【重要・2026年2月19日更新】 当院における病理標本のSOP (標準作業手順書) の改訂に伴い、未染標本作製依頼書の新しい様式を当ホームページ上にアップロード致しました。

【2026年2月19日更新】

当院における病理標本のSOP (標準作業手順書) の改訂に伴い、未染標本作製依頼書の新しい様式を当ホームページ上にアップロード致しました。

御依頼の際は、本日よりこちらを御利用いただきたく存じます。

下記当ホームページ内URLのリンク先のページからダウンロードをお願い致します。

未染標本作製依頼 – 旭川医科大学病院 病理部 【公式】 (asahikawa-patho.net)

当部では技能補助員(パート)を募集致しております。

当部では技能補助員(パート)を募集致しております。

応募締め切りは設けておらず、採用者が決定次第、募集を締め切らせていただきます。

 

現在当部は、色々な初めてを初めから始め始めた初めての病理診断施設を目指して動き始めています。

初めましてでも我々と一緒にはじめの一歩を踏み出して下さる方を、心の底から、幕の内から、お待ち致しております。

以下は募集要項が記載されたPDFファイルのURLです。

【事務補助員募集要項】

【重要】2024年12月28日より、当院の剖検の体制が変わります。

2024年12月28日より、当院の剖検の体制が変わります。

主な変更点は、

・【剖検依頼受付時間】

・【執刀時間】

・【依頼方法】

です。

剖検を希望される先生は、必ず以下のリンク先のページをお読みになってから、御案内に沿ってお申し込み下さい。

御協力を宜しくお願い致します。

剖検のご依頼 – 旭川医科大学病院 病理部 【公式】

第51回北海道脳腫瘍病理検討会にて、坂田先生が症例提示を行いました。

第51回北海道脳腫瘍病理検討会にて、坂田先生が症例提示を行いました。

北海道脳腫瘍病理検討会とは、北海道内の病院で診療された脳腫瘍の症例について、臨床医と病理医がそれぞれの観点から発表をするオンラインでの検討会です。

今回取り上げられた中に「H3K27M」という名前の、遺伝子に関する要素の異常をきたした症例がありました。

これは日本ならではなのですが、『「27」の読み方どうするか問題』というのが浮上しました。

今回は潔く”にじゅうなな”と発音し、それに合わせて「3」も「さん」と発音したため、「エッチさんケーにじゅうななエム」と、日本語と英語が入り混じった、多少カッコ悪くても伝わり易さを優先した読み方をしていました。

英会話が苦手な人が「エッチ スリー ケー トゥウェンティーセブン」と発音すると伝わり辛い上に、なんだかアイドルグループのように聞こえてしまいます。

もし検討会の最中ずっと「エッチ スリー ケー トゥウェンティーセブン」読みが、英語Beginnerな発音でヘビーローテーションされていたら、まあ、イタかったことと思います。

当院キャンサーボードにて、湯澤先生が症例提示を行いました。

当院キャンサーボードにて、湯澤先生が症例提示を行いました。

キャンサーボードとは、旭川医科大学病院での悪性腫瘍:がんの症例に対して、各科の医師が集まって意見を出し合う大型カンファレンスのことで、当院では定期的に開催されております。

今回取り上げられた症例では、病理検体のホルマリン固定状況がキーポイントになりました。

ホルマリンは、手術で取り出した臓器を、病理検体を作るのに適した状態に「固定」するための薬品です。

適切に管理しないと人体に害を為すことが分かった現在は撤去されているようですが、私が子どもの頃は、まだ全国の小学校の理科室にホルマリン漬けにされたカエルやヘビなどが保存されていました。

その不気味さが恐怖感を煽る一つの要素となっており、大人になった今でも理科室はホラースポットの印象があります。

かく言う私の小学校の七不思議は、

・夜中に動き回るホルマリン漬けのカエル

・夜中に全力疾走する人体模型

・夜中に笑いだす骸骨の標本

・何故か上下する黒板

と半分以上が理科室でした。

第70回旭川医科大学病院病理部・病理診断科セミナーが現地とウェブのハイブリッドで開催され、アラバマ大学バーミンハム校 脳神経外科 助教授の大須賀 覚先生が『「腫瘍の巣を利用した免疫療法」と「次世代腫瘍モデル」で挑む悪性脳腫瘍』というタイトルで御講演下さりました。


第70回旭川医科大学病院病理部・病理診断科セミナーが現地とウェブのハイブリッドで開催され、アラバマ大学バーミンハム校 脳神経外科 助教授の大須賀 覚先生が『「腫瘍の巣を利用した免疫療法」と「次世代腫瘍モデル」で挑む悪性脳腫瘍』というタイトルで御講演下さりました。

臨床での経験が研究のテーマに繋がったという具体的なエピソードを交えての内容で、とても分かり易く興味が惹かれるお話でした。

また、会場からの質問が相次ぎ、学生さんからの鋭い御意見なども飛び出して活発な議論が巻き起こり、大盛況に終わりました。

大須賀先生、誠にありがとう御座いました。

『患者さんを実際に診る「臨床」と、患者さんのためになる技術を生み出す「研究」は、一見異なる分野のように思えますが実は表裏一体の関係』という事実は、臨床と研究の境界をまたぎ、世界をまたにかけて御活躍されている大須賀先生ならではの説得力のあるお話で、私も感銘を受けました。

本日質問して下さった学生さんのような次世代の方々が活躍できる未来が日本でも実現できたら良いと、円周率3.14と3の境界をまたぎ、世代をまたにかけてゆとり教育を受けてきた私は思います。

※掲載写真は一部加工しています。

湯澤先生が共著した論文の「Induction of Meningioma Stem Signature via Hydrogel Reprogramming and Application of Meningioma Stem Cell Marker CXCR4 to Pathological Diagnosis and Treatment.」がBiotechnology and Bioengineering. (IF= 3.6) にアクセプトされました。

湯澤先生が共著した論文の「Induction of Meningioma Stem Signature via Hydrogel Reprogramming and Application of Meningioma Stem Cell Marker CXCR4 to Pathological Diagnosis and Treatment.」がBiotechnology and Bioengineering. (IF= 3.6) にアクセプトされました。

タイトル中にある「Stem Cell」は日本語で「幹細胞」と言います。

木の幹が枝を伸ばすように、様々な方向に変化して枝分かれしていく可能性を秘めた細胞のことで、再生医療などでも注目されている細胞です。

実にセンスあるネーミングだと思うのですが、自然との関わりが薄い場所だと「木の幹」の概念がいまいちピンとこない方もいらっしゃる気がします。

メインを受け取った後に、天ぷらとかのトッピングや薬味、おにぎりなどのサイドメニューを自分で追加してオリジナルメニューを作れるうどん屋さんみたいな感じなので、「うどん屋さん細胞」の方がしっくりくるかもしれません。

それか、解散してから、役者やタレントとしてそれぞれの道に分かれていった国民的アイドルグループでも分かり易いかもしれません。

一応コンプライアンスを気にして名付けるなら、「S⚫︎AP細胞」でしょうか。

市原先生が共著した論文の「Making sense of TILs: recommendations for morphological assessment of tumour-infiltrating lymphocytes in gastro-oesophageal carcinoma: A report on behalf of the International Immuno-Oncology Biomarker Working Group.」がHistopathology. (IF= 4.1) にアクセプトされました。

市原先生が共著した論文の「Making sense of TILs: recommendations for morphological assessment of tumour-infiltrating lymphocytes in gastro-oesophageal carcinoma: A report on behalf of the International Immuno-Oncology Biomarker Working Group.」がHistopathology. (IF= 4.1) にアクセプトされました。

市原先生曰く、「胃・食道がんにおいて、標準的なH&E染色標本で評価可能な腫瘍浸潤リンパ球(TIL)は、広く普及しやすく費用対効果の高い予後バイオマーカーとして注目を集めています。

ただし、乳がん領域ではTILの形態学的評価がすでに標準化されていますが、上部消化管領域においては包括的なガイドラインが存在していませんでした。

本論文は、胃・食道がん特有の病理学的なピットフォール(陥りやすいミス)を浮き彫りにしつつ、TILの標準的な評価および報告のためのフレームワーク(推奨事項)を提示することを目的としています。」とのことでした。

リンパ球は炎症があるところに集まる細胞である「炎症細胞」の一種で、癌などの正常な身体にとっての「異変」に対する防御反応として炎症が起こります。

その際に痛みや腫れなどを引き起こすことがあるので、「炎症は悪いもの」という認識が一般の方々の中にはありますが、実際は必ずしも炎症自体が悪い訳ではないのです。

そもそもの黒幕から身体を守るための炎症が悪者扱いされるのは、巨大怪獣を倒すために命をかけて戦ったウルトラマンが、「ぶっ壊された街の気持ち考えたことある?」と人々に怒られ、炎上してるみたいに思えます。

市原先生が「胃癌WEBライブセミナー ~検査から臨床まで~」にて『胃癌4種検査の「重みの差」と経過の早い胃癌についての私見』というタイトルで講演しました。

市原先生が「胃癌WEBライブセミナー ~検査から臨床まで~」にて『胃癌4種検査の「重みの差」と経過の早い胃癌についての私見』というタイトルで講演しました。

『マクロで「危ない」と感じるためのヒントというのは、臨床も病理もたくさん持っているに越したことはないですよね』とのことで、市原先生は、胃癌の治療で重要な4つの病理の検査と、進行がはやくて危ない胃癌の肉眼的に判断できる着目点について解説して下さいました。

四つの角度からの検査と、胃癌という刺客を視覚的に知る病理医資格者はまさに「胃癌」に死角はないですが、「胃癌」に四角は9つあるのです。

もし読んでみて意味が分かりませんでしたら、当部に来てみて胃癌はどんなかんじか見てみて下さい。

当院泌尿器科との合同カンファレンスにて、湯澤先生、青木先生、上小倉先生が症例提示を行いました。

当院泌尿器科との合同カンファレンスにて、湯澤先生、青木先生、上小倉先生が症例提示を行いました。

今回は副腎の腫瘍の症例が2つも取り上げられました。

副腎は腎臓の上に乗っかっている小さな臓器です。

小さいですが人間の身体においてとっても重要な役割を果たしており、有名な「アドレナリン」も主に副腎で産生されています。

しかしながら、何故か脳で産生されているイメージが一般的に強く定着しています。

かなりざっくりと言うと、脳の指示で副腎から産生されたアドレナリンが脳まで運ばれてきて、それにより脳が刺激されている訳で、別に脳が自分でアドレナリンをバンバン産生してバンバン興奮している訳ではありません。

J-POPとかで時々いる「脳内アドレナリンが溢れ出る〜」みたいな感じでノリノリで歌っているアーティストは、脳から溢れ出るほどアドレナリンを産生している副腎へのリスペクトが全然なくて憤りを覚えます。

副腎の気持ちも少しは考えてあげて下さい。

湯澤先生がLung Cancer Pathological Seminar vol.3にて、「ドライバー遺伝子変異陽性率向上に向けた取り組み」というタイトルで講演を行いました。

湯澤先生がLung Cancer Pathological Seminar vol.3にて、「ドライバー遺伝子変異陽性率向上に向けた取り組み」というタイトルで講演を行いました。

ドライバー遺伝子とは、癌が発生するのに直接関わりをもつ遺伝子のことで、病理検査によってこの遺伝子に異常があると分かれば、その異常遺伝子に照準を合わせた治療ができるのです。

湯澤先生は、その検査で異常を感知できる確率を上げるための当部の取り組みを発表して下さりました。

異常のあるドライバー遺伝子は言わば不良ドライバーですが、私は優良ドライバーです。

事故の経験もないですし、国道で運転した経験もないゴールド免許です。