【2026年4月13日更新】
当院における病理標本のSOP (標準作業手順書) の改訂に伴い、未染標本作製依頼書とプレパラート貸出依頼書の新しい様式を当ホームページ上にアップロード致しました。
御依頼の際は、本日よりこちらを御利用いただきたく存じます。
下記当ホームページ内URLのリンク先のページからダウンロードをお願い致します。
【2026年4月13日更新】
当院における病理標本のSOP (標準作業手順書) の改訂に伴い、未染標本作製依頼書とプレパラート貸出依頼書の新しい様式を当ホームページ上にアップロード致しました。
御依頼の際は、本日よりこちらを御利用いただきたく存じます。
下記当ホームページ内URLのリンク先のページからダウンロードをお願い致します。
2024年12月28日より、当院の剖検の体制が変わります。
主な変更点は、
・【剖検依頼受付時間】
・【執刀時間】
・【依頼方法】
です。
剖検を希望される先生は、必ず以下のリンク先のページをお読みになってから、御案内に沿ってお申し込み下さい。
御協力を宜しくお願い致します。
令和8年度 第2回従来型CPCが当院で開催され、坂田先生が症例発表をしました。
CPCとは、亡くなった患者さんの死因を明らかにするために臨床医と病理医がそれぞれの観点から考察を行い、議論するカンファレンスのことです。
この度は臨床の先生と病理医を中心に開催される従来型CPCでした。
今回の症例は、亡くなってからの変化によって本来の組織構造を保てていない臓器があり、病理学的な診断が困難なところがありました。
しかし、参加された臨床の先生の御意見を頂くことで、お互い納得いける形の着地に至れました。
臨床と病理、2つの側面の見解があったことによって診断でき、CPCの重要性が改めて窺える症例でした。
年々剖検の症例数自体が全国的に減少し続けていますが、その分一件一件を密度濃く丁寧に行っていく必要性を改めて感じました。


当部の上堂地さんの送別会が開催されました。
今まで当部の窓口や事務業務を主に御担当いただいていた上堂地さんですが、このたびお別れということになりました。
テキパキとお仕事をこなしてくださっていたため当部にとって大ダメージですが、新たな出発を応援させていただきました。
上堂地さん、今までありがとうございました。
上堂地さんが抜けた穴は大きいのでこの先も埋まることはないと思いますが、その穴を見るたびに我々は上堂地さんのことを思い出せますので、開けたままにしようと思います。
この埋め合わせのために、いつかまたお会いできたら嬉しいですね。
※掲載写真は一部加工しております。

当院泌尿器科との合同カンファレンスにて、坂田先生、市原先生、谷野先生が症例提示を行いました。
今回取り上げられた症例の中に、珍しい病気であるがために日本では患者さんの数が少なく、未だ十分な評価項目を設けられていないものがありました。
ですが、国際機関のWHO (世界保健機関) が編纂した、各臓器に発生する腫瘍の特徴についてまとめた本には、その病気について日本の取り扱い規約よりも詳しく記載してあります。
人類にはそれぞれ、起きやすい病気、起こりにくい病気というのがあるので、こういうことは時々あります。
ちなみに日本人でよくみられるため日本人が発見し、概念化した病気もあります。
自分の中にもう一人の別な自分がいるように感じたり、自分の片眼や片腕が邪な力を持っていると感じたり、自分が何か重大な宿命を背負って生まれたんじゃないかと思い込む病気で、顔を手で押さえながら「くっ…、お前は、出てくるな……!」と独り言を言ったり、怪我してないのに眼帯や包帯を身に付けたり、いつでも戦いの渦に巻き込まれても良いように身体を鍛えたりし出します。
小児から若年成人、特に中学生で発症し易く、時には社会的に死を危ぶまれることもある、中二病という病気です。




札幌市で開催された第115回 日本病理学会総会に参加しました。
今年は当科メンバーほぼ全員が演題発表や進行業務に携わっており、個別の内容は別記事に掲載させていただきます。
開催地が札幌ということで、キャッチコピーも「病理医よ大志を抱け」と、現在の北海道大学の前身である札幌農学校の初代教頭、クラーク博士の名言に基づいております。
本学会開催期間中は天候に恵まれた晴天の中での濃密な3日間で、準備期間も含めて振り返ってみると、とても感慨深く感じられました。
青に似たあったかい春と博士クラーク
「演題を待つよ ここでね
渡します (資格) 更新単位の用紙も」
等しく貰いたい
究める果ても無いのに
学んでしまう我らは
発表を経て 大志を得て
名医になってゆくんだろう
リンゴのように甘ずっぱく詞的に表現するとこのような感じの素晴らしい学会で、無事に閉会に至ることができました。
モバイルバッテリーを忘れてスマホの電源が危ういですが、私も旭川に、特急ライラックで帰ります。
林先生が札幌市教育文化会館で開催された第115回 日本病理学会総会にて「複数のクローンを有するMALT lymphoma of the mediastinumの1例」というタイトルでポスター発表しました。
題材が珍しい疾患ということもあって、林先生のポスターは他の発表より多くの参加者が聞きに来ていました。
林先生の丁寧で安定感のある御説明に、関心ある方々の肝心な歓心を得て、皆さん感心して甘心し、寒心することなく好評の内に終わりました。
まさに、心尽くしで、カン無量な御発表でした。
市原先生が札幌市のグランドメルキュール札幌大通り公園で開催された第115回 日本病理学会総会にて、市民公開企画「親子でびっくり病理の世界」で運営を務めました。
「日本病理学会・社会への情報発信委員会(委員長:伊藤智雄教授)が10年以上開催している市民向けの企画です。
市原も初期から継続して運営に携わっております。
札幌開催では約100組の親子の方々にご参加いただきました。
地域のテレビ局や新聞社の取材も受けております。
これからも日本病理学会では市民向けの情報発信も地道に続けていく予定です。」と、市原先生からお知らせを頂いております。
↓はHTB北海道ニュースのYouTube動画リンクURLです。
https://youtu.be/kIFFnD9S03Q?si=UDE8tou75xZJ1uyz
集まって下さった100組の親子を目にしながら私は、「この中の誰か一人くらいのお父さんはもしかしたら凄腕のスパイかもしれない。
誰か一人くらいのお母さんはもしかしたら凄腕の殺し屋かもしれない。
誰か一人くらいのお子様はもしかしたら心が読めるエスパーかもしれない」と考えておりました。
もし本当にエスパーのお子様がいらっしゃったら、誰か一人くらいの病理医がお仕事と全然関係ないことを考えている病理の世界にびっくりしたかもしれません。
坂田先生が札幌市教育文化会館で開催された第115回 日本病理学会総会にて「特殊な画像検査所⾒が病理診断の難渋をもたらしたDigital Papillary Adenocarcinomaの1例」というタイトルでポスター発表しました。
ポスター発表は5〜6人ほどの発表者グループに分けられ、各グループ同時並行で発表が行われていくのですが、坂田先生の発表グループの中に、全部英語表記のポスターで、全部英語で発表し、全部英語の質問をされて、全部英語で回答されている先生がいらっしゃいました。
何ともインターナショナルな瞬間で、国際学会化を目指す日本病理学会総会を象徴するような瞬間でした (※坂田先生は全部日本語でした)。
私は英語が全然聞き取れないので、何を話されているのか全然わかりませんでしたが、これからの時代は日本にいても、英語ができない人はどんどん蚊帳の外になっていくのかもしれません。
ちなみに蚊は感染症をもたらすことで最も多くの人間を死に追いやった生物らしいので、生き残りたいけど英語のできない日本人の私は、今年も蚊帳の外で、金鳥の夏、日本の夏を過ごそうと思います。
秋田谷先生が札幌市教育文化会館で開催された第115回 日本病理学会総会にて「過誤腫様成分に連続して発生した膵原発孤立性線維性腫瘍の1例」というタイトルでポスター発表しました。
秋田谷先生は医師になってまだ3年目なのですが、こんな難しい内容で学会発表をされていてとてもすごいのです。
私が医師3年目の時だったら、タイトルの意味すらも理解できなかったかもしれません。
当院ではない医療機関のお話ですが、私は出来が悪かったため、3年目の時に上司のパワハラやモラハラに耐えきれず、前職を続けられなくなりました。
秋田谷先生は医学生の頃から病理に興味を持っていて、当科に勉強にも来ていたらしいので、私のようなことには決してならないと思いますが、3年目を頑張って乗り越えて、是非とも当科の今後を支えて下さい。
通説として、医師は3年目が一番辛いと聞きますので、あの時を乗り越えていたら私にもまた違った未来があったのかもしれません。
医師の上にも3年、とはよく言ったものです。
市原先生が札幌市のグランドメルキュール札幌大通り公園で開催された第115回 日本病理学会総会にて、シンポジウム「消化器内視鏡と病理診断のコラボレーション」で、企画・座長を務めました。
「第115回日本病理学会総会のプログラム委員を拝命した際、シンポジウムの案を提示した際に最初に上申した企画が実現しました。
日本消化器内視鏡学会と日本病理学会とのはじめてのコラボセッションです。
最前列までレジェンド級の方々が押すな押すなと詰めかける、満員の聴衆の皆様と共に、大変エキサイティングな時間を過ごさせていただきました。
次回以降もこのようなセッションが開催されることを願っております。
日本消化器内視鏡学会の田中信治理事長からもメッセージをいただきました。」と、市原先生からコメントを賜っております。
「シンポジウム」の語源は、古代ギリシャの哲学者プラトンの著作に記載されている「饗宴」を意味する「Symposion」と言われています。
「饗宴」には、大の大人達が「愛」についての解釈を問答するくだりがあります。
今回のシンポジウムも、内視鏡愛と病理愛に溢れたレジェンド級の大人達が、真剣に解釈を語り合う「饗宴」だったに違いありませんでした。
ちなみに「饗宴」にはお酒の席という意味もあり、シンポジウムで意気投合した大人達が、夜の札幌の街で、シンポジウムの第二席を開催していたかもしれませんね。
劉先生が札幌市教育文化会館で開催された第115回 日本病理学会総会にて「クローン病治療中に発症した肉芽腫性間質性肺炎の一例とクライオ肺生検の診断的有用性」というタイトルでポスター発表しました。
会場は参加者でごった返しの大賑わいで、人が多いため声も通りにくく、上着を着ていると暑くなるほど熱気溢れる環境だったのですが、劉先生は動じることなくばっちりと発表されていました。
学会慣れされた立場で、山場も急場も難場も修羅場も正念場も土壇場も長丁場の現場も経験し、数多くの場数を踏んだ劉先生の独壇場でした。