キャンサーボードとは、旭川医科大学病院での悪性腫瘍:がんの症例に対して、各科の医師が集まって意見を出し合う大型カンファレンスのことで、当院では定期的に開催されております。
当部の林先生は、内視鏡を用いて切り取った、食道内に発生したがんの病理的な診断について発表しました。
採取された一つの食道の粘膜の中に、2種類のがんが存在するという珍しい症例で、会場から多くの質問が寄せられました。
様々な科の医師から意見を求められる我々病理医は、とても重要で、責任感を要する大切なお仕事なのだと実感しました。