令和7年度 第3回教育型CPCが当院で開催され、林先生が症例発表の指導医として参加しました。

令和7年度 第3回教育型CPCが当院で開催され、林先生が症例発表の指導医として参加しました。

CPCとは、亡くなった患者さんの死因を明らかにするために臨床医と病理医がそれぞれの観点から考察を行い、議論するカンファレンスのことです。

この度は初期研修医の皆さんが発表を行う教育型CPCで、林先生が、病理医側の発表を行う研修医さん達のサポートをしました。

今回発表した研修医の先生方を見ていて、物事に取り組む「姿勢」もさることながら、立ち姿としての「姿勢」の大切さを改めて感じました。

研修医の先生はチーム内で一人ずつ交代で壇上で発表するのですが、自分の発表の番でなくても、背筋を張って綺麗なたたずまいのままでいる素晴らしい先生がいらっしゃいました。

自分は注目されていないと思っている時の姿も、「人前」に立つ姿は、見えている人の目にはちゃんと見えています。

立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉がありますが、立ち振る舞いの美しさを比喩した言葉でありながら、本来は東洋医学の漢方の効用について説いた言葉で、2つの意味が上手く絡みあっている、これ自体がとても美しい日本語です。

安直かもしれませんが、「姿勢」と「医療」には深い関わりがあるので、研修医の先生方は、「立てば外科医座れば内科医、歩く姿は訪問診療医」のような、それなりの身なりを自分なりに身につけてほしいと思います。

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