当部の湯澤先生が共著した論文の「Clinical utility of comprehensive genomic profiling test for colorectal cancer: a single institution prospective observational study.」がJ Cancer Res Clin Oncol. (IF= 2.8) にアクセプトされました。

当部の湯澤先生が共著した論文の「Clinical utility of comprehensive genomic profiling test for colorectal cancer: a single institution prospective observational study.」がJ Cancer Res Clin Oncol. (IF= 2.8) にアクセプトされました。

prospective observational study」は「前向き観察研究」という意味で、研究開始日から未来に対象となった事項を観察していく研究、つまり開始してからデータを集めていく研究方法のことです。

逆に、既に過去に出揃っているデータを収集して、そこから新たな結果を導き出すのを「後ろ向き研究」と言います。

「この英語は本当にこの和訳でいいのか」案件の中でも特に有名なものです。

決してポジティブな研究とネガティブな研究のことではありません。

研究は何らかの利益があると見込んで行われるので、基本的に全部前向きな気持ちで始めています。

私は医師国家試験の時、受験後あまりにも自信がなくて、合格発表までに過去の不合格ボーダーラインのデータを集めて研究して、自分は絶対に落ちている、と毎日鬱々と過ごし、予備校選びも始めていました。

多分、これは後ろ向き研究だったと思います。

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