当院キャンサーボードにて、当部の坂田先生が症例提示を行いました。
キャンサーボードとは、旭川医科大学病院での悪性腫瘍:がんの症例に対して、各科の医師が集まって意見を出し合う大型カンファレンスのことで、当院では定期的に開催されております。
今回の議題は、患者さんご自身の背景も含めて、診療が難しい症例でした。
大きな手術や治療には、身の回りの人々や環境の支援が不可欠です。
誰もがいつでもすぐに万全のサポート体制がとれる訳ではないので最適なタイミングを考える必要がありますが、その間にも病気が進んでしまうジレンマもあります。
当院のような大きな病院には、患者さんが利用できるサービスを紹介・仲介する専門の部署があり、今後はそちらとの連携も必要になってくると考えられました。
日本は今、色々と過渡期にありますが、本当に困っている人達に気付けて、病気の治療に専念できる社会のシステムが築けて、国民みんなのことを、元気付けてくれるリーダーのいる国になってほしいと、私は思います。
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