市原先生が東京で開催された消化管エコー研究会2025で講演『虫垂と炎症 ~common/rare~』を発表しました。

市原先生が東京で開催された消化管エコー研究会2025で講演『虫垂と炎症 ~common/rare~』を発表しました。

エコー検査と病理の結び付きにピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、市原先生は臨床所見と病理所見の相関性を可視化・言語化し、臨床医や患者さんが明瞭に御納得いただけるような病理診断を心掛けていらっしゃるので、こういった臨床向けの学会でも積極的にプレゼンテーションをされています。

病理の知識だけでなく、臨床検査の分野まで通じていらっしゃるなんて本当に凄いと思います。

初期研修医の時、1週間でお腹のエコー検査をマスターできると謳われた研修で、一番最初に「患者さんのお腹に当てるプローブと呼ばれる部分は、めっちゃ高いので絶対に落として壊さないように」と言われたせいで、プローブはめっちゃ高いことで頭がいっぱいになり、エコー検査を身に付けるよりもめっちゃ高いプローブを壊さないように気を付けることに全集中して、めっちゃ高いプローブとの1週間が過ぎ、プローブはめっちゃ高いことしか覚えてこなかった私なんかと比べものにならない凄さです。

私も医療従事者として、意識と技術とポテンシャルと志は、プローブくらいめっちゃ高くありたいものです。

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