劉先生が札幌で開催された第3回呼吸器関連5学会合同北海道地方会で演題を発表しました。
臨床医が主体となる学会なので、いつもとは違って病理医向けではないアプローチが必要になる難しい演題発表でしたが、劉先生は見事成し遂げ、臨床の先生方からも好評でした。
病理医の中では常識でも臨床医には浸透していない概念はたくさんありますし、その逆もたくさんあります。
私は昔、当院ではない医療機関で、臨床の先生方の間で、一般外科は「ぱんげ」、乳腺外科は「にゅうげ」、呼吸器外科は「こげ」、血管外科は「けつげ」と略していたのを聞き知っていたので、当科内で「あれは、けつげの先生ですね」と言って凄い空気になったことがありました。
以来、私は絶対に血管外科とお呼びすることにしました。