令和7年度 第1回教育型CPCが当院で開催され、当部の上小倉先生が症例発表の指導医として参加しました。
CPCとは、亡くなった患者さんの死因を明らかにするために臨床医と病理医がそれぞれの観点から考察を行い、議論するカンファレンスのことです。
この度は初期研修医の皆さんが発表を行う教育型CPCで、当部の上小倉先生が、病理医側の発表を行う研修医さん達のサポートをしました。
以前の記事でも書いたのですが、今回も研修医の先生方のレベルの高さに本当に驚かされました。
見ていて分かるほどに事前の準備を入念に行っており、何の滞りもなくスムーズに発表を進めていて、なんなら私より上手なんじゃないかとも思える程でした。
「直美」という言葉が生まれるほど、初期研修が終わったら、直ぐに美容外科に進む若手医師が増えていることが昨今の医療界で嘆かれていますが、今の日本の経済状況を考えると、自由診療の道を一つの選択肢としてとられるのも仕方がないのかもしれません。
ですが、今回発表して下さった未来ある有望な研修医の皆さんには、お金を稼ぐことよりも、まずは自分が医師としてやってみたいことを真っ先に考えてほしいと思います。
向いてるかも成功するかもやってみないとわからないから、そこから悩んでほしい──
昔、世界の渡辺直美が言ってました。