当部の谷野先生が「第65回日本呼吸器学会学術集会のポスター発表 (間質性肺炎、基礎) で座長を務めました。
ポスター発表とは、文字通りポスターのように大きな紙や布に発表内容を印刷して掲示しておき、指定の時間になったらその側で立ちながら発表者が解説をする発表スタイルです。
薄暗く静かな部屋で大きなスクリーンにパワーポイントファイルを次々と映し出しながらする発表とはまた違って、明るく騒がしい中で発表者のこだわりを細部までじっくりと感じ取れる独特の良さがあります。
出版物や印刷物のデジタル化の波が押し寄せて久しいですが、このポスター発表は、我々の業界では未だに根強く生き残っています。
最近は生成AIが自分で調べものをしてパワーポイントファイルまで作っちゃう技術が注目されており、近い将来、このポスター発表用の原稿も簡単に作れるようになるのかもしれません。
ですがどんなにAI技術が発展しても、きっと発表自体はAIに任せず、人間が自分でやり続けると思います。
おいしいものが好きなのが、人間らしさであり、魅力でもありますので。